注文住宅建築中に現場確認をする理由

施主目線で行うチェック

地鎮祭も終わり、いよいよ着工できるようになったら、ホッと一息ついている人も多いのではないでしょうか。専門的なことがとても多く、建築会社にお任せしようという考えにもなってしまいがちですよね。確かに、後は竣工を待つばかりなのですが、この建築中には、できるだけ現場に足を運び、さまざまなことを確認するようにしましょう。その理由としては、竣工してしまうと見えなくなってしまう部分がとても多いからです。もちろん、建築会社側も現場監督が何度も現場を確認し、写真などの記録を残しています。ですが、それで全てカバーできているわけではありません。施主目線で現場を確認し、もし疑問に思ったことがあるのであれば、問い合わせをするようにしましょう。 また、それまで紙面上で打合せを進め、決めてきた事も、実際に空間として出来上がっていく中で、思っていたのと少し違うなと感じたりすることも出てきます。例えば、タオル掛けの位置の変更や、コンセントの追加、棚板の追加などが挙げられます。もちろん、工事が進み、資材の発注も行われているため、全ての変更に対して対応できるわけではありません。ただ、現場に頻繁に足を運ぶことで、それに気付くタイミングを早くし、対応しやすくすることができます。ただし、変更には費用が生じてしまう場合もあるため、現場側とよく相談しながら進めていくことが大切です。

現場で働く人の気持ちを引き締める

施主が頻繁に現場に足を運ぶことで、自然と、現場で働く職人たちの気持ちを引き締めることができます。また、現場監督も、何か建築中に不備が見つかり、思わぬトラブルにつながってしまうことを避けようとするため、注意深く現場を確認するようになります。いつ施主に現場を見られているかわからないので気を付けておこう、という意識が働くため、注意しながら仕事するようになるからです。もちろん、施主が見に行かないからといって、現場の手を抜くことはありませんが、見に行くことで、より現場に対する意識が高まるのです。

そして、何度も現場で仕事をしている人たちと顔を合わせて、挨拶程度でも会話を交わしておくことで、お互いの信頼関係を構築していくことができます。現場で働く人たちは、竣工を心待ちにしている施主の姿を目にすることによって、仕事に対するモチベーションを上げることができ、それがよりよい仕事へつなげていくことができます。また、コミュニケーションを取りやすくしておくことで、変更や追加事項があった際などにも、快く対応してもらえたり、相談事が出てきた際に応じてもらえやすくなります。結果として、信頼性も高く、満足度の高い住まいが手に入るのです。

分譲住宅は建て売りの為、画一的なデザインや機能性になりがちですが、近年は差別化に力を入れ、分譲であっても個性的な住宅が増えてきています。