注文住宅の料金体系を確認

注文住宅にかかる費用は大きく分けて3種類

注文住宅を建てる時に、よく「5,000万円の家」などと表現しますが、この5,000万円が家本体の建築にかかった費用の場合には実際にその家の建築から住めるようにするまでにはもっと多くの費用が掛かります。注文住宅建築にかかる費用は本体工事費用、別途工事費用、諸経費などがあります。本体工事費用は家の建築費用のことです。注文住宅建築にかかる総費用の70~80%が本体工事費だといわれています。本体工事5,000万円の家なら総費用は5,000/0.7=7,142万円という計算をします。家本体5,000万円なら約7,100万円が資金目安になります。

本体工事費の内訳は躯体工事費、仕上げ工事費、設備工事費になります。躯体工事費は、仮設工事や基礎工事、木工事など建物の骨組みに当たる部分です。基礎から柱、土台、床など建物の強度を決める非常に重要な部分です。躯体工事費は本体工事費の約40%を占めます。仕上げ工事費は、外装と内装です。

設備工事費は、水回りや電気、ガスなどの設備にかかる工事費です。システムキッチンや浴室設備など家を建てる人のこだわりが強く出る部分でもあります。高機能品や輸入品などお金を掛ければキリのない部分でもあります。ただし、余り特別なものになるとメーカーによってはこれらの部分を本体工事費に含めず、オプション工事費として別の請求になることもあります。実際に注文するときにはきちんと確認する必要があります。

別途工事費用や諸経費の内訳

別途工事費用には、 照明器具工事、空調設備工事、カーテン工事などがあります。家の中の電気、ガス、水道系は本体工事に含まれますが家の外の部分は別途工事になります。家を建てる土地によっては上下水道引き込み工事が必要です。ごく一般的な工事もありますが地形や地盤によっては地盤補強工事や造成工事、擁壁工事に大きな費用が掛かることもあります。また古い家の解体なども含まれます。解体する家が木造か鉄筋コンクリートかによって費用が大きく変わる部分です。そのほかにも、駐車場、門柱・門扉、フェンスなどの費用も含まれます。庭に凝ったりすると大きな費用が掛かります。

諸費用の内訳は主に手数料や税金などです。住宅ローンを組むときや登記関連の手数料、印紙代などが含まれます。司法書士の報酬や保険料なども必要になります。これらの費用は総費用の6~7%程度です。総費用7,100万円なら497万円程度かかることになります。また引っ越し費用も掛かります。諸費用やインテリア用品の代金などはローンを組みにくい部分です。時には、その場で現金が必要になることが多いものです。そのため、注文住宅を建てる時には総費用の10%程度は現金の準備も必要になります。